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以前の和室の様子
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天井のヤリ替えがメインで、仏間や押入の造作、壁ジュラクの塗替えしました。
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以前の和室(書院側)の様子
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部屋全体がとても明るくなりました。
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天井板がかなり老朽化しており、部分的に隙間が空いている箇所もあります。竿縁､廻縁もヒビ割れや穴が空いていました。
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最近ではめったに見られない丸太の小屋組の様子。ご主人の話では裏山の木を切って使用したそうです。
工事中
天井解体後の様子。
工事中
まずは以前のジュラク壁を剥がしていきます。
工事中
ジュラク壁の剥がし後の様子。
工事中
ジュラク壁の下塗り、上塗りと進めていきます。塗壁は乾く時間を含めて工事日数がかかります。
工事中
竿縁組み
工事中
二重廻縁。大工さんが上手に加工していきます。
工事中
イナゴ天井貼り
工事中
イナゴ天井貼り完成。杉の杢目の荒々しさが迫力あります。
工事中
仏間、押入の造作です。間仕切りや棚板を付けていきます。重量のある仏壇を入れる為、床下の大引きや根太を補強しました。
工事中
今回の工事とは関係ないのですが、天井を剥がしてみると、柱と梁の引抜き防止にこのような細工がしてありました。昔は金物が無い為このような仕口になっているのです。昔の大工さんには本当に関心させられます。
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完成後の床の間
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障子が入りました。格子のデザインは隣接する書院のものと合わせました。
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古民家再生の場合は、昔の風情を残しながらリフォームしていくことが大事です。和室独自の仕来たりにも注意してインテリアプランをしていきましょう。見えない部分の再生や場合によっては耐震補強などが必要です。
| 工事費 | 110万円 |
|---|---|
| 所在地 | 浅口市鴨方町 |
| 施工期間 | 10日 |
| 工事部位 | 和室 |
| 建物構造 | 木造 |
| 築後年数 | 100年 |
